『キングコング: 髑髏島の巨神』を観た(ネタバレあり)

鍋の後の雑炊がめっちゃ美味いみたいな映画

 

↓見せ過ぎなので閲覧注意

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もう観賞後の満足感、多幸感が凄い!

 

例えるなら、美味いと噂の鍋を食べて、これが案の定美味くて、

「はー満腹」なんて言ってたら、女将に「この後雑炊がありますよ」なんて言われて

「えー、もうちょっと入らないよー」なんてお腹さすりながら

食べてみたら、もうこれが更に美味かったみたいな。

 

そんな映画です。

 

もう満足感が半端ない。

 

 是非とも、大きなスクリーンでコングを見上げるような席で観てもらいたい。

絶対に雑炊を食べ、、ではなく、明るくなるまで席を立ってはいけない。

 

 

ちょっと熱めに、鍋の名店の女将なんかも出しながら紹介しましたが、

キングコング: 髑髏島の巨神』面白かった。

 

作品紹介。

時代はベトナム戦争集結直後。

髑髏島という未開の島で、巨大なゴリラが人間や怪物相手に暴れ回る、という怪獣映画である。

説明が楽!ちなみにキングコング作品としては通算8作目とのこと。

 

オープニングで早々に、コングが登場するテンポの良さ。

コングがこの島の王であることがパッと分かる切れ味。

勿体ぶらないのが今の流行か。

 

その後に出てくる怪物も、どんどん巨大になっていく分かりやすさ。

 

今回、怪物より怖いのがサミュエルLジャクソン演じるパッカード。

ベトナムでなし得なかった復讐を夢見てコングに粘着。

後半はもうコングとサミュエルの顔圧対決。

 

実はこの映画、「良い顔」映画なのである。

いまや韓国映画の代名詞的になった(?)「良い顔」。

なかなか欧米の映画では出会うことができないのだが、

新世代のスターである、トム・ヒドルストンブリー・ラーソン。(この二人、笑った時の表情が可愛い)

ベテラン勢からは、サミュエル・L・ジャクソン、ジョンCライリー、ジョングッドマン。(胃もたれする)

若手も良い役者が集まっている。2016年の良作「ぼくとアールと彼女のさよなら」のトーマスマン、「ストレイト・アウタ・コンプトン」のDr.ドレー役コーリー・ホーキンズとイージーE役ジェイソン・ミッチェル。

顔顔顔。良い顔が揃っているので「良い顔」ファンにも安心してオススメできる内容。

 

個人的にこの作品がより好きになってしまったキャラクターがいる。

この映画はそのキャラクターに始まって、終わるのだが、そのおかげで作品全体が暖かい雰囲気というか、ただの怪獣映画ではないキュートさをまとったものにしているのではないかと思う。

 

実はコングはまだまだ成長期。これから大きくなるよ。

朝起きると間接とかが痛いに違いない。

2020年にゴジラと対決するために身体を仕上げてくると思うとワクワクが止まらない。

 

↓ファイナルトレーラーよりこっちが好き。

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原題:Kong: Skull Island(全米公開 2017.3.10公開/日本公開 2017.3.25)

鑑賞環境:丸の内ピカデリー(2D字幕)

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